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かぶりつきの勧め   



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娘達のお泊り介護はクリスマスイブが担当日だった。
最近は思いもしなかった通院事情のせいか体力に余裕がなくなった。

だからイブだからと言っても特別な事はしない。
シュフトウサンお仕事に~テヌキカアサンお泊り介護に~
クリスマスイブの丘の家は真っ暗でした。
食べて寝れて一日一日が無事に過ごせればそれが一番だと。
そう感じるようになったのは母が突然脳幹梗塞で倒れたからだ。
これからは自分たちの身にも何か起こるかも知れない段階に入ったかも。
それでも緊迫感のない生ぬるさはどうにもならない。

ローストチキン今年は自分で焼かなかった!
焼けなかった心境と言った方が正しいだろう。
普段でもテヌキなのに更なるテヌキの上重ねです。
イブの前日、予約してあった生協に受け取りに~



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90才で介助される身となった母、いつまでも自分の手で食べれるとは限らない。
今だったら出来るかぶりつきをしてみたらと勧めた。
そして左足が良くなるようにと鳥の左足を切り分け渡すと大胆にもかぶりつきました。
ずっときざみ介護食の昼と夜の宅配を頼んでるのに~
なぁんだ~食べれるじゃん!
日々のきざみ食と鳥もも肉の大きさのギャップを考えたら二人で笑っちゃいました。



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後は左手が良くなるように鳥の左手を切り分けるだけです。
無残な胸だけのローストチキン。
これは家で留守番のシュフトウサンの分になるしかないです。
お持ち帰りです。




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すき焼き&スープそしておかゆにサラダ海苔巻きという不可解な夕食。
でも内臓が丈夫で食べれるのって有難いです。
食べて体に栄養を蓄えておいて欲しいと願ってます。
体力があればいくらかでもダメージを少なく出来るからだ。

さらにこの定番イチゴケーキ。
決して豪華とは言えないが、プレーンなこれが私は好きだ。
母スミちゃんも鳥もも一本平らげた後にこのイチゴショートをペロリ。
スポンジと生クリームの軽くてほんわかとした感触が舌に心地よい。
甘くないないのでこれならもう一個食べれそう~



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お泊り介護帰宅直前の母スミちゃんとのひととき。
妹からの渋皮煮を試食してみました。
お泊り介護に通う忙しい日々の中で作ったのだろう。
それがこの一粒だと思うと何だか食べてしまうのが惜しい。
ほおばるとホロホロと口の中でほぐれます。


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by juju-19451006 | 2013-12-26 04:38 | 娘たちのお泊り介護 | Comments(4)

Commented by shizuo7f at 2013-12-26 06:10
「なぁんだ~食べれるじゃん!」。
そうですね~、それも美味しそうに^^。
それで今日のこのタイトル“かぶりつきの勧め ”の意味がわかりました。

Jujuさんの仰る通り、「今だったら…」。
有難く感謝しながら食べないとね、
そう思いました。
Commented by レオ&ミユ at 2013-12-26 09:07 x
お母さんすごいですね
かぶりつきで食べられるんだ
自分は、細かく切ってしか食べられません(入れ歯の為)
渋皮煮初めて知りました、美味しそうですね(栗かな?)
好きな物をたくさんあげてね(jujuさんはほどほどに)
Commented by juju-19451006 at 2013-12-26 10:38
shizuoさん
後期高齢者なので誤飲しないようにきざみ食のおかず注文なのに~
大胆な娘達(ワタシダケカモ)はルール違反を時々やっております。
今だったらそういうおいしい食べ方をと思ったもので~
兄妹に知れたら怒られるかも知れないんです。
Commented by juju-19451006 at 2013-12-26 10:50
レオ&ミユさん
母は入れ歯ですが最後につくった歯医者さんがとても上手だったのか
大分経つのにピッタシで隙間に入りません。
だから誤飲さえ気をつければ何でもアリです。
有難い事です。
これが食べ物からの栄養摂取に一役買っているようです。
よく噛めるので消化が良いのです。
内臓が丈夫なのですが、昔治療したコバルトの影響で膀胱に
只今影響が出た状態なんです。
90年も使用して来たんだからって思うようにしてます。
そのうち自分だって壊れてしまいそう(スデニ コワレカカリ)(笑)
神様からの与えられた時までが体(内臓)の寿命かと思ったりします。
渋皮煮は年に一回くらいしか食べません。
いつもいただき物です。
一生懸命作って来たのをパクリと一口ですから
つくった人には気の毒です。
もう少しお上品だと良いのにね。
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